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令和元年度茨木市PTA協議会 会長所信

子どもたちや私たちPTAを取り巻く問題は
尽きることがありません。不登校や貧困、命
の危機につながるような虐待やいじめに加え、
ネット社会の普及によるSNSの脅威、人工知能
の進化、労働環境の無人化による働き方の変化、
そして、格差のある社会。また、人それぞれ
の考え方も変わり、今までと同じようなPTA
の活動が難しくなってきている現状。私たち
PTAは、時代に合った形に変わっていくこと
が急務になってきているものと思います。

さて、茨木市PTA協議会では、平成29年度に
「つながり」、平成30年度に「変化」をキー
ワードとして活動させていただきました。これら
のキーワードには、子どもたちと最前線で接する
単位PTAの皆さまが、お互いにつながって交流
を持ち、そして、お互いのノウハウを情報交換
することで、各PTAが少しでもより良く変わっ
てほしいという願いを込めています。昨年度も、
理事会ごとに会長交流会を実施し、お互いの
PTAがどのように活動しているのか、自分たち
は当たり前だと思っていても、他では異なる活動
をしているなど、感じてもらえたのではないかと
思っています。昨年度このように進められたのは、
自分たちを変えていくために、他校園のPTAに
も関心を持ち、つながっていこうとしてくださった
皆さまがおられたおかげだと思っています。そして、
この「つながり」と「変化」の活動を継続していく
ために、単位PTAがもっとお互いに興味をもち、
話し合える環境が必要になってくるものと思います。

とある講演会で
「当たり前と言っているのは、無関心な状態である」
という話を聞きました。
関心がない、何も考えずに自分の意見を押し通し
たいときに、「当たり前」を使ってしまうとのこと
です。冒頭でも述べたように、私たちは時代に合っ
たPTA活動に変えていく必要があります。現状を
当たり前と思わないためにも、日々の活動の中で
たくさんの方とつながりながら、お互いに関心を持ち、
協力し合って少しずつでも今を変えていくことが
できればと思います。

昨年度は6月18日に起こった大阪府北部地震、
7月の西日本豪雨をはじめとする数多くの台風など、
多くの災害に見舞われました。私たちはこの時、
当たり前が当たり前でないことを知りました。
この教訓を活かし、私たちPTAがもっと関心を
もってお互いにつながり、時代にあった形に変わり、
その活動を継続するためにもお互いに感謝すること
を忘れずに活動できる1年にしていきたいと思います。

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